オッサンのためのQRコード決済解説3~QRコード決済のメリット・デメリット~
さて、第三回目になりましたQRコード決済解説ですが、実際に使ってみる前にメリットとデメリットを解説していきましょう。
前回の記事
オッサンのためのQRコード決済解説2~QRコード決済の実例とサービス~
近年注目を増している新しい決済の方法
QRコード決済は、近年注目を増している新しい決済の方法です。QRコード決済のやり方は非常に簡単です。
スマートフォンやタブレット端末に専用のアプリをインストールし、支払いに必要な情報を入力します。
すると、決済時に必要になるQRコードが表示されます。そのQRコードを店舗で提示し、読み取りをしてもらった時点で支払いが完了します。
このように、QRコード決済は誰でもできる非常に簡単な決済方法です。残高は、銀行口座やクレジットカードを使用してチャージをします。
そのため、利用前の設定でサービスに対応したクレジットカードや銀行口座を用意して紐づけるようにしてください。
QRコード決済のメリット
QRコード決済には様々なメリットがあります。まず、スマートフォン1台で決済が完了するという点です。
現金での支払いの際に、小銭がなかなか取り出せず、支払いに時間がかかってしまった方は多いですよね。
この時、後ろで並んでいる人の視線が気になってしまい、焦ってさらに時間がかかってしまう事も少なくありません。
また、現金での支払いだと、小銭がたまって財布が重くなってしまう事も考えられます。
しかし、QRコード決済であればそういった問題点をすぐに解決することができます。
支払いは、スマートフォンを取り出してQRコードを提示するだけなので、小銭を探す必要はありません。
また、QRコード決済を使用することでポイントがたまったり、お金が還元されたりすることがあります。
これもQRコード決済のメリットの一つといっていいでしょう。
例えばPayPayというQRコード決済のサービスでは、商品を購入する際にPayPayを使って決済をするとお金が還元されるキャンペーンが期間限定で開催されました。
こういったキャンペーンを活用することで、通常よりもお得に買い物をすることができます。
楽天ペイでは、購入金額200円につき1楽天スーパーポイントが付与されます。
ポイントは、楽天スーパーポイント決済に対応しているお店で使うことができます。
このポイント制度は、期間限定ではないので、常にお得に買い物をすることができます。
様々なQRコード決済を使いこなすことができれば、さらに得することができるので、QRコード決済に慣れたら使い分けにも挑戦してみてください。
QRコード決済のデメリット
様々なメリットがあるQRコード決済ですが、デメリットもあります。
まず、使える店舗が限られているという点です。QRコード決済は比較的新しい決済方法ですので、限られた店舗でしか利用することができません。
自分がアプリをインストールし、決済可能な状態になっていても、店舗側が支払いに対応した機器を導入していなければ決済をすることはできません。
QRコード決済の導入は比較的容易なので、今後拡大していく可能性は十分にありますが、どこでも使える決済方法ではない事に注意してください。
また、スマホやタブレットがなければ支払いができないのもデメリットです。
外出時にスマホやタブレットを忘れてしまうと、QRコード決済は利用できなくなってしまいます。
また、バッテリー切れを起こしてしまった場合も同様に決済は不可能です。
最後に、スマホの通信環境が悪いと決済ができないという点です。
決済はスマホを通じて処理されるので、通信環境が悪いと正常に情報を処理することができず、決済が行えなくなってしまいます。
当然、スマホが圏外になってしまう場所では決済はできません。山奥など、通信環境が悪い場所では気を付けてください。
ちなみに、スマホをなくしたり盗まれたりした際に不正利用される可能性があるのも知っておきましょう。
パスワードや生体認証でロックをかけることで、そういった際の不正利用を防ぐことができるので、QRコード決済を利用する場合はあらかじめロックをかけるようにしてください。
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