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【ココマイスター】マットーネの経年変化レビュー【手入れなし】
※ココマイスターとは⇒過去記事-ココマイスターに魅了された私がブランドについて語る
今回は私が使っているマットーネラージウォレットの経年変化(エイジング)をレビューします。
1年弱の使用で手入れ(メンテナンス)は一切していません(ドヤ顔)。
マットーネとは
マットーネは植物タンニンで鞣した牛革にオイルをたっぷり時間をかけて染み込ませていく、バケッタ製法で作られています。
一旦染み込ませたオイルは抜けにくく、使い込んだ時に独特の光沢が出て、段々と色の深みを増していきます。
マットーネラージウォレットとは
マットーネシリーズのファスナーとマチが付いた長財布の中で最もスタンダードなサイズのアイテムです。
「マックスラージ」「ラージウォレット」「ミニラージ」というラインナップになっています。
ちなみにココマイスターのマットーネ ラージウォレットは全6色で、私が使っている色は画像と同じ「ブランデー」ですが、
WEB限定の「ロゼカラー」は隠れた人気商品です。「ザ・男」の革財布の中でも珍しい女性向けの可愛いカラーが特徴です。
マットーネは経年変化(エイジング)の味を楽しめるアイテム
マットーネの特徴は色合いが変化しやすく、新品から時間が経つ度に表情が変化する事です。
それにマットーネは表面に傷が付きやすく、使い方によって全く違う模様になるので自分だけのデザインに変化します。
マメに手入れ(メンテナンス)しながら綺麗な状態を保つのも良し、
自然に任せて革を変化させ、自分だけの味を楽しむも良し。
オーナーの個性に合わせて様々な楽しみ方ができます。
実際に私の使っているマットーネの経年変化(エイジング)を見ていきましょう
本体の様子
新品当時と比べてかなり色が濃くなり、表面にツヤが出ました。
かなりラフに使っているため、水濡れなどで色の濃い部分と薄い部分があります。
マットーネは傷がつきやすいので、細かな傷が無数にあります。
このツヤと傷やシワや色のコントラストがたまりません。
暇な時にじっと眺めてしまいます。
内装のヌメ革
内装のヌメ革はけっこう汚くなります。まるっきり手入れしていません(ドヤ顔)。
特に小銭入れは汚れますね。さすがに内装は定期的に拭いた方が良いかも知れません。
内装は色合いの美しさと質感、手触りなどは新品時の方が好みでしたね。
ただし、カード入れなど財布としての使いやすさは革が柔らかくなった事で格段に向上しました。
個人的に失敗した点
マットーネは水に弱い
雨の日でもガンガン手に持って歩いたりしてたため、思っていた以上に表面の色が濃い部分が出来ました。
あと、おそらく湿気で内装のヌメ革にシミができています。
型崩れした
もともと財布にレシートやらポイントカードをパンパンに突っ込むガサツな性格なので、型崩れしました。
これは当たり前というか、どんな財布でも同じですね。
私の場合は風邪薬などのちょっとした薬や、SDカード等ポンポン突っ込んで無理矢理ファスナーを閉めてしまうので、とっても便利ですがあまりオススメしません。型崩れします。
以前使っていたヴィトンの長財布は、コッペパンみたいになってました。
滑る
いい感じにツヤが出て、手触りも気に入っていますが、いかんせん滑る。
私みたいにラフに使う人は落とします。いや、歩いていて落とした事はないけど、車のダッシュボードから何度か落ちました。
そんな所に置かなければいい話ですが。
総評:ココマイスター・マットーネラージウォレットは使って飽きない最高の長財布
ココマイスターのマットーネは意図的に経年変化を楽しめるように作られているので、新品から色合いが変化してくるのがとても早く時間をかけずに変化を楽しむことができます。
そしてその後も少しずつ変化していく革の様子を楽しめます。日本の革職人が仕立てた財布の作りは非常に素晴らしく、この品質の長財布が30,000円で買えると言うのは尋常じゃなくコスパが良いです。
あと、個人的に思ったのは、マットーネの経年変化とブランデーの色味は、ビジネス向けのカチッとしたアイテムより、
カジュアルなトートバッグなどの袋物と相性が良いように感じます。大人っぽさと暖かさがあり、カジュアルなのに高級感があると言う非常に個性的な製品です。