オッサンのためのQRコード決済解説2~QRコード決済の実例とサービス~
前回に引き続き、QRコード決済について解説していきます。
前回の記事⇒オッサンのためのQRコード決済解説1~話題のQRコード決済とは?仕組みや使い方を解説します~
QRコード決済は難しい?
○○Payという名称のキャッシュレス決済サービスが増えてきましたよね。クレジットカードや現金を持たずに支払いができるので大変便利です。
ところが、こうした決済サービスにはQRコードがつきもの。QRコードの使い方がわからないために「なんとなく手を出しにくい」と思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、安心してください。QRコード決済のやり方は決してむずかしいものではありません。
必要なデータさえあれば、それをもとにすばやくQRコードが作成できます。クレジットカードなどの個人情報はもちろん、ショップ情報や商品の値段などでも簡単にQRコード化できるのです。
決済の流れ
どんなQRコード決済サービスでも、基本的な使い方に大きな違いはありません。
しかし、アプリによって手順や設定方法、インターフェースなどが少しずつ違っているために、一見わかりにくいと感じてしまうのです。
QRコード決済の使い方は、大きく分けると下記の2通りしかありません。
- 顧客がショップにQRコードを見せる
- 顧客がショップのQRコードを読み取る
ショップにとっては2の方法のほうが安く導入できます。1の方法では、顧客のQRコードを読み取る設備が必要になるからです。
中国では2の方法が広く普及していますよね。ショップで決済する流れについて実際に例を挙げて説明してみましょう。
スタッフはリーダーなどを使ってQRコードを読み取ります。
QRコードにはクレジットカード情報などが含まれているので、ここから支払いが行われる仕組みです。
さらに、アプリに金額を入力して、それをスタッフに確認してもらえば完了です。
スタッフは商品番号や値段などの情報を盛り込んだQRコードを随時作成して、タブレットなどを使って顧客に提示します。
これを顧客が読み取ると、スマホに登録されたクレジットカードなどによって決済されるのです。
人気のQRコード決済「PayPay」
ここでは、人気のQRコード決済「PayPay」についてくわしく紹介しましょう。
PayPayはソフトバンク株式会社とヤフー株式会社が提携して提供しているQRコード決済サービスです。
大々的な還元キャンペーンを展開したことで大きな注目を集めましたよね。
利用できる店舗もどんどん増えています。PayPayの支払い方法は下記の3つから選べます。
- PayPay残高
- ヤフーマネー
- クレジットカード
このうち、PayPay残高とはプリペイド式のポイントのようなもの。
Yahoo!ウォレットに銀行の口座番号をひもづけて、その銀行からPayPay残高にチャージする仕組みです。
(Yahoo!ウォレット⇔銀行口座番号)→チャージ→PayPay残高
Yahoo!JAPAN IDを持っていない人は、まず登録するところから始めましょう。
一方のヤフーマネーとはYahoo!が運営する電子マネーのこと。
こちらもチャージした分だけが使えるプリペイドタイプです。一方、手持ちのクレジットカードで決済することも可能です。
ただし、登録できる国際ブランドはVISAとMasterCardに限られ、JCBで登録できるのはYahoo!JAPANカードのみなので注意しましょう。
PayPayでQRコードを利用する方法はショップによって異なります。
ショップにQRコードの掲示がある場合は、QRコードを読み取って会計金額を入力し、スタッフに見せれば完了です。
QRコードの掲示がない場合は、自分でQRコードを提示してスタッフに読み取ってもらいましょう。
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