オッサンのためのQRコード決済解説1~話題のQRコード決済とは?仕組みや使い方を解説します~




オッサンのためのQRコード決済解説1~話題のQRコード決済とは?仕組みや使い方を解説します~

2019年版オッサンのためのQRコード決済解説
最近話題のQRコード決済。「聞いた事はあるけれど使った事はない。」
そんな人も多いのではないでしょうか?
歳を重ねてダンディになると、新しいものに興味はあるけど実際に使ってみるのが億劫になりますよね。
QRコード決済は超ザックリ言うと、「レジでスマホを見せて会計」するシステムです。
実際に使うかは置いておいて、概要だけでも理解しておくと友人と居酒屋に行った時などちょっとした会話のネタになりますよ。

日本国内のキャッシュレス化

私たちの生活の中では、まだまだ現金を利用する場面は多いですよね。自動販売機でジュースを買ったり、スーパーで買い物をしたり。

なかなか現金から離れられないばかりか、ショップのレジも自動精算機が導入されたり、現金払いのシステムも進化しています。

そんな中、世界的に見ると日本のキャッシュレス化(クレジットカード払いや電子マネー、QRコード決済)は遅れていると言われています。

経産省のデータでは日本のキャッシュレス比率は18.4%と世界各国と比べて低い水準である事が分かります。

韓国の90%弱も驚きですが、中国60%、アメリカ45%と比べると日本のキャッシュレス文化はまだまだ普及していないと言えるでしょう。

韓国は1990年代後半から政府によるクレジットカード利用促進策が実施され、キャッシュレス化が加速しました。

中国は国内最大のオンラインモール淘宝网(タオバオワン)の公式決済として生まれたアリババグループの「アリペイ」が約54%のシェアを占め、オンラインとオフライン両方で普及した事で一気に加速しました。

世界各国でキャッシュレス化が普及する背景として、偽札、脱税、盗難などの問題が存在しています。
日本のキャッシュレス化が遅れる原因は、現金の信用性が高く治安が良いとも言えます。

話をQRコード決済に戻しましょう。

QRコード決済の種類

QRコード決済には様々な種類がありますが、大きく分けるとその方法は二つです。
一つ目は店側に専用のコードを出してもらい、それを携帯に入れたアプリなどで読み取って支払いをするやり方。
二つ目はこちらがアプリを操作してQRコードを出し、それを店側が読み取って支払うやり方です。近頃よく聞く、LINE PayやPayPayなどがこれらにあたります。
一つ目の方法は店のレジにコードを作成する機能が備わっていれば使えますが、このシステムを導入するには初期費用が掛かるため、二つ目の方法ほどは一般的に普及してはいません。
対して二つ目の方法ではこちらがQRコードを作成するため、店側に読み取る環境さえ整っていれば使うことができます。

いずれにしてもこちらが携帯に専用のアプリを入れている必要があり、ある程度は操作に慣れている必要がありますが、使いこなすことができれば携帯一つで支払いまで完結させることができる、
大変便利なシステムと言えるでしょう。財布に現金やクレジットカードが入っていない時であっても、携帯さえ手元にあれば商品を購入することができるのです。

QRコード決済の方法

やり方としては、まず携帯へPayPayなどのアプリをインストールし、そのアプリ内で引き落とし方法の設定をしておきます。
支払い直前にこの操作をしていると、レジに並んでいる人たちなどに迷惑が掛かってしまうことがありますので、あらかじめ済ませておいた方が無難です。
設定に関してはそれぞれのアプリで手順が表示されますので、それに従って行いましょう。
次に、利用したい店舗でQRコード決済が可能かどうかを確かめます。これは各店舗のホームページなどで確認できることが多いため、事前にインターネットで調べておくと安心です。
仮にそれで使えるかどうか分からなくとも、店頭で直接訊ねれば利用の可否を教えてもらえますので、全く心配することはありません。

ここまでの条件をクリアしていれば、あとは支払いの際に「QRコード決済でお願いします」と一声掛けるだけです。
店によっては、店側でコードを出すかこちらがコードを出すか訊ねられることもありますが、大抵の場合はこちらの携帯で出していれば問題ありません。
利用店舗で後者のシステムを採用していることが分かっているのであれば、会計前にアプリを起動させておくとよりスムーズでしょう。
それらの準備が整ったら、コードを読み取るなり提示するなり、店頭の指示に従って進めれば支払いは終了です。

QRコード決済を使うための条件

QRコード決済は支払いを行うための事前準備で戸惑ってしまう方も多いかも知れませんが、
クレジットカードの申請などのように審査があるわけではありませんので、使えるようになるまでに非常にスピーディーです。
ネット環境や利用可能店舗などの最低条件さえ整っていれば、支払いの選択肢に加えてみるのも良いかも知れません。
また最近はPayPayなど、支払額に応じて利用金額を還元するというキャンペーンを行っているアプリもありますので、これを機に積極的な利用を試みるとお得になる可能性もあります。
こういったキャンペーンに関しては参加条件や開催期間を詳しく見ておく必要がありますが、それぞれのアプリを出している会社のホームページなどで確認できますので、
インターネットで自分が利用しているアプリ名を検索しておきましょう。

QRコード決済の注意点

QRコード決済は日本中、どこの店舗にも導入されているシステムではありません。
加えて携帯が必要となってくるため、充電切れなど予想外の要因で利用できないといった事態に陥ることも考えられます。
このやり方は小銭を数える必要もなく非常にスピーディーな決済方法ではありますが、万能というわけではないのです。
そういった不慮の事態にも備え、場合によって現金やカードなどと併用していくことが賢い使い方と言えそうですね。

 

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